2005年 09月 24日
扉を開けると |
うちは寂れた飲屋街のど真ん中にあります。
数年前、飲酒運転の罰則が厳しくなってからは特に、多くの店がつぶれ、あるいは新たな店が出来たと思うとやっぱりつぶれる、ということを繰り返すような、客足の悪いところ。
そんな今現在も、一度潰れてなぜか復帰した餃子屋が、やっぱりつぶれて新しいお店に変わろうとしている一方で、普通の居酒屋だったところにいつの間にか新たに焼き鳥屋が出来てたり。
のように、入れ替わりが激しいながらも、昔から残ってそうなお店も数軒はありまして、今日はそんな中でも今までたまたま行きそびれていた寿司屋に入ってみました。
その寿司屋、割と良いという話を聞いたことはあるものの、外から中が見えない、その店を人が出入りしたところを見た事が無い、通りからちょっとだけ入ったところにあって目立たない、そもそも、割と良いという話を聞いたのは不動産屋からなので、私とは金銭感覚が絶対違う、などと行く気をそがれる要件目白押しで今まで行った事がなかったわけですが、昨日ちょっとした記念日だったのを妻に思い出さされて、じゃあ今まで行った事の無いあそこに行くかということになりまして。
まあきっと、客もまばらな落ち着いた店なんだろうと思い込んで扉を開けると、それはもう、この辺りのお店とは思えない、客はびっしり、店員も元気一杯で活気溢れる店内が広がっていたのです。
いや本当に、それはそれは、どこでもドアでも開けたのかというくらいの別世界。
この飲屋街のいったいどこにこんなに客がいたのだろうかと思うほど。だってだって、この店に入る客もこの店から出る客も見たことないのに。外から見る限り、こんなにぎやかな店内は想像も出来ない。
客だけでなく、店員も30人そこそこのキャパのお店ながら、カウンター内5人、外3人の大人数。この辺のお店だと、それくらいの大きさのお店ならば普通、店員は1〜2名です。
そして初めてのお店のためシステムが分からずにおどおどしながらも、おどおどした姿を見せないよう平静を装っていると、カウンター越しに店員さん、
「なにかつまむように切りますか?それとも適当にいい感じのところを握りますか?」
「あ、握ってください」
「あいよ」
万事、オーケー。あとはお任せ。
次から次へと出てくる握りをほおばりながら、いったいいくら取られるのかと思いつつ、貯金6万円宣言をしたから妻がきっと払ってくれるにチガイナイと思いつつ。
で、控えめに飲んだとはいえ、2人で6000円弱。うん安い。というか、かなりでかいネタの握りが一人6皿ずつ、サービスで茶碗蒸し。思うようには飲めないほどの量で腹一杯。
お店全体的なテンションの高さもあって、せかされた感じでゆっくりとは出来ませんでしたが、この店にはいい意味で裏切られました。
うん、寂れきったと思っていたこの一角にも、ちゃんと来る店には人が来てるということを新たに認識。
やろうと思えばここでも出来るんだよ、他の店。
(とはいいながら、私はテンション低めのお店のほうが落ち着いて好きですが・・・)
数年前、飲酒運転の罰則が厳しくなってからは特に、多くの店がつぶれ、あるいは新たな店が出来たと思うとやっぱりつぶれる、ということを繰り返すような、客足の悪いところ。
そんな今現在も、一度潰れてなぜか復帰した餃子屋が、やっぱりつぶれて新しいお店に変わろうとしている一方で、普通の居酒屋だったところにいつの間にか新たに焼き鳥屋が出来てたり。
のように、入れ替わりが激しいながらも、昔から残ってそうなお店も数軒はありまして、今日はそんな中でも今までたまたま行きそびれていた寿司屋に入ってみました。
その寿司屋、割と良いという話を聞いたことはあるものの、外から中が見えない、その店を人が出入りしたところを見た事が無い、通りからちょっとだけ入ったところにあって目立たない、そもそも、割と良いという話を聞いたのは不動産屋からなので、私とは金銭感覚が絶対違う、などと行く気をそがれる要件目白押しで今まで行った事がなかったわけですが、昨日ちょっとした記念日だったのを妻に思い出さされて、じゃあ今まで行った事の無いあそこに行くかということになりまして。
まあきっと、客もまばらな落ち着いた店なんだろうと思い込んで扉を開けると、それはもう、この辺りのお店とは思えない、客はびっしり、店員も元気一杯で活気溢れる店内が広がっていたのです。
いや本当に、それはそれは、どこでもドアでも開けたのかというくらいの別世界。
この飲屋街のいったいどこにこんなに客がいたのだろうかと思うほど。だってだって、この店に入る客もこの店から出る客も見たことないのに。外から見る限り、こんなにぎやかな店内は想像も出来ない。
客だけでなく、店員も30人そこそこのキャパのお店ながら、カウンター内5人、外3人の大人数。この辺のお店だと、それくらいの大きさのお店ならば普通、店員は1〜2名です。
そして初めてのお店のためシステムが分からずにおどおどしながらも、おどおどした姿を見せないよう平静を装っていると、カウンター越しに店員さん、
「なにかつまむように切りますか?それとも適当にいい感じのところを握りますか?」
「あ、握ってください」
「あいよ」
万事、オーケー。あとはお任せ。
次から次へと出てくる握りをほおばりながら、いったいいくら取られるのかと思いつつ、貯金6万円宣言をしたから妻がきっと払ってくれるにチガイナイと思いつつ。
で、控えめに飲んだとはいえ、2人で6000円弱。うん安い。というか、かなりでかいネタの握りが一人6皿ずつ、サービスで茶碗蒸し。思うようには飲めないほどの量で腹一杯。
お店全体的なテンションの高さもあって、せかされた感じでゆっくりとは出来ませんでしたが、この店にはいい意味で裏切られました。
うん、寂れきったと思っていたこの一角にも、ちゃんと来る店には人が来てるということを新たに認識。
やろうと思えばここでも出来るんだよ、他の店。
(とはいいながら、私はテンション低めのお店のほうが落ち着いて好きですが・・・)
by nande27
| 2005-09-24 01:26
| お店