2006年 04月 23日
気がついたら |
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by nande27
| 2006-04-23 19:54
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2006年 04月 22日
酒にまつわるブログはたくさんあると思いますが、感覚的には「単なる酔っ払い系」「うんちく系」に別れる気がします。例えばここは典型的なうんちく系。
うそです。 で、やはり一緒に飲みたいなーと思うのは前者であることは間違いなく、逆に後者の人たちとは一緒に飲んでみたいことはみたいのですが(たくさん飲む人と飲む、ということは何ものにも代え難い)、隅の方で小さくなって飲むことになりそうです。 で、ひょっとこさん。 こちらはやはりうんちく系に入りますね。ときどき、お?と思わせる酔っ払い系な書き込みもあるため以前からチェックはしていたのですが、一緒に飲むとなると「どれそれの銘柄は山廃に限る」とか「これは燗した方がうまい」とか、ちょっと窮屈な会話が繰り広げられそうな。 ところが先日、ひょっとこさんの記事で私の家のすぐそばの飲み屋に行った話が書かれていました。しかもその店は私が前から気になりつつ、なかなか入ることが出来なかったお店なのです。 これはイカン、すぐにその店に行こう、いや、どうせ行くならひょっとこさんに声かけよう! と、どういう理屈か、というか酔っぱらっていたのですがその勢いのまま声をおかけして飲みが成立と相成ったわけでございます。 * * * 待ち合わせ場所に現れたひょっとこさん。 第一印象は若い!若いよー若いのにあんな枯れた記事書いてんのかー(失礼過ぎ)、なんだよー、と思っていたら同い年!というわけでもうこの時点で私はかなり、打ち解けた気がしました。 第一声は「ひょっとこっていう名前イヤなんですよねー、ちょっと恥ずかしくないですか?」 いやー自分で付けた名前じゃん、そもそも呼ぶ方だって恥ずかしいよ。 とかなんとか話しながら目的のお店に。 このお店、外から中が見えづらく、ぱっと見狭い。 しかも見えないものの常に人の気配(きっと常連さん)があり、入ると「なんだお前は」という目で見られそうな気をさせるお店なのです。 それだけでも十分入り辛いのに、地酒を取り揃えていることを思わせる店の看板の「地酒」の文字やラベルあれこれ。「酒の分かる奴以外お断り」のような風貌。 ところが中に入ると、きさくなおばさん一人できりもりするお店で、しかも酒はすべて400円とリーゾナブル(燗つけると600円)。客も、今日初めて来た、という女性2人組もいるなど、別に常連オンリーなお店では全くなし。なんだよー早く来ればよかった。 まずはビール、と、ひょっとこさん「いやー私はまず日本酒でいいですか?」。 おー、かっこいい。もちろんもちろん。私は最初に日本酒から入ると、ビールのようにごくごく飲んでしまうのでまずは慎重にビールからいかせていただきます。 「じゃあー・・・、秋鹿を、燗で。秋鹿の燗は最高ですよねえ」 あ、ああそうなんですか。。 同い年だと思って気を許したものの、やはりうんちく系。今日は窮屈な戦いを強いられるぞ・・・。 「ひょっとこさんって、どれくらい飲まれるんですか」 「そうですねえ、外で飲むときは4合くらいもらうこともありますが。 家飲みだと、1〜2合くらいですかねえ」 少なっ!!うんちく系でしかも、あまり飲まない人なのかよっ! と、かなりローテンションで飲み開始。 さすがにうんちく系、酒蔵の人との交流も幅広く、いろいろ話を聞かせていただきます。 しかし、燗も3本目に入ったあたりから、「いやーあの酒蔵には娘さんが3人いてですねー皆キレイなんですよねー、ねえお母さん!おーいお母さん!」と奥で作業をしているおばさんを呼んで聞いて「いやー私はそこまでは存じ上げません」と言わせたり、「いや本当、B型の男は最低ですよ」といつの間にか隣席の女性客と血液型トークを繰り広げているなど、どんどん酔っ払い化。 一体B型に何の恨みがあるのか知りませんが、そう強弁した後に、「そういえばナンデさんは何型?」って私がB型だったらどうするつもりだったんだ! そして私も燗酒に参入してからは、2人で3分に一回燗を付けさせるくらいのハイペース。おばさんゴメン。最初はお燗メーターを使って温度を見ながらつけていたおばさんも、後の方では使ってなかったのでは。ってむちゃくちゃ飲むやんか!どこが「1〜2合」やねん。 「いやー、私はねえ、こんなもんじゃないですよ。そうだ、なんか酒で戦ってるって書いてましたよね、あれ、何をやってるんですか?私も参加させてくださいよ、絶対負けませんよ」 もう、うんちく系はどこへやら。あなたは酔っ払い系の方が絶対に似合います。 というわけで私はもう、ただの酔っ払いおやじと共に心置きなくお酒を飲むことが出来ました。 遅いスタートだったため、少し物足りないままお開き。 私は家が近いのでもう一軒行ってもいいのですが、ひょっとこさんも明日早いとかで、じゃあ止めておきましょうかと素直にお別れ。 ひょっとこさんは日本酒は小さな酒屋程度、ワインは1000本以上をお家にキープしているそうで。たまに酒の会を開いて減らしているそうですが、今度呼んでくれるって言ってましたよね。お忘れなく!!(酒飲みに社交辞令なし、です) そしてなんにせよその日は、「うんちく系 飲めばただの 酔っ払い」という非常に重要なことを学べました。 そして私はといえば、やっぱりちょっと物足りなくてその後うちの前のバーに足を運びました・・・まあ色々と報告しないといけないこともあったしね。 というわけでひょっとこさん、繰り返しますが、ひょっとこさんちの床が抜ける前に酒の会よろしく。 #
by nande27
| 2006-04-22 22:56
| 酒友
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